【詳細】 初版帯付 高橋克彦 たまゆらり 実業之日本社刊 2009年4月25日初版 実業之日本社発行 帯付 異界に漂う小説家の念が死者の魂を引き寄せる…… 締切りを数時間後に控えた私の周囲に、何者かの気配が……(『声にしてごらん』)。 遠野で保護される以前の一切の記憶を失くした私は、二十年ぶりにその地を再訪する(『隠れ里』)。 幽霊画の傑作に出会った。描かれた女の長い髪が、不意にふわふわと蠢き……(「二つ魂」)。 高橋ホラーワールドの真髄がここにある。 哀惜と戦慄の11編。 11編中6編が現代日本の短編小説・年間ベスト選集に収録された高橋ホラーワールドの真髄がここにある珠玉の作品群! 高橋克彦 1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒。83年写楽殺人事件で江戸川乱歩賞、86年に総門谷で吉川英治文学新人賞、87年北斎殺人事件で日本推理作家協会賞、92年緋い記憶で直木賞、2000年火怨で吉川英治文学賞受賞 【状態】 経年劣化により若干の焼け、カバーに傷、フチヨレは御座いますが、概ね良好です