【詳細】 初版帯付 岩井志麻子 堕ちてゆく 徳間書店刊 2009年11月30日初版 徳間書店発行 帯付 足を踏み入れたホストクラブは別天地だった。黒スーツの男の子達が次々隣に座ってくれる。なんでこんな素敵な所と男の子を知らずにきたの。真面目一筋の工員喜久代は、その夜から狂い始めた…。人は気軽につまずき、うっかり転落し、簡単に破滅していく。現実の犯罪に想を得て、野心的な手法で描く女たちの事件簿!地味な女たちの暴走と残酷な死を描く連作犯罪小説。岩井版「黒い報告書」。 岩井志麻子 1964年、岡山県生まれ。99年に「ぼっけえ、きょうてえ」で日本ホラー小説大賞を受賞。また、同作を収録した短編集により山本周五郎賞も射止める。他に『岡山女』『魔羅節』『チャイ・コイ』(婦人公論文芸賞)、『自由恋愛』(島清恋愛文学賞)など著書多数。 【状態】 経年劣化により若干の焼け、カバーにスレ、傷、フチヨレは御座いますが、概ね良好です。