【詳細】 初版完結set 笠井潔 青銅の悲劇 瀕死の王 講談社文庫 青銅の悲劇上巻 2012年10月16日初版 講談社発行 青銅の悲劇下巻 2012年10月16日初版 講談社発行 天皇の容態悪化が伝えられる一九八八年、東京郊外頼拓市に近い媛神湖畔に滞在中の小説家、宗像冬樹は北澤雨香の別荘でナディア・モガール、鷹見澤緑と出会う。その頃、頼拓市の旧家、鷹見澤家では奇妙な事件が続けて起きていた。矢吹駆シリーズ日本篇第一作 笠井 潔 1948年東京生まれ。1979年、デビュー作『バイバイ、エンジェル』で角川小説賞受賞。1998年『本格ミステリの現在』編纂で第51回日本推理作家協会賞受賞。2003年『オイディプス症候群』と『探偵小説論序説』で第3回本格ミステリ大賞小説部門と評論・研究部門を同時受賞。2012年『探偵小説と叙述トリック』で第12回本格ミステリ大賞評論・研究部門を受賞。現象学を駆使する矢吹駆が登場する『サマー・アポカリプス』『哲学者の密室』や伝奇ロマン『ヴァンパイヤー戦争』シリーズなど著作多数。評論においても旺盛な活動を続ける。 【状態】 経年劣化により若干の焼け、カバーにスレは御座いますが、概ね良好です。