【詳細】 初版 笠井潔 吸血鬼と精神分析 矢吹駆シリーズ 光文社刊 2011年10月20日初版 光文社発行 パリ市東部・ヴァンセンヌの森で発見された女性の焼屍体。躰からはすべての血が抜かれていた。 第二、第三の殺人が起こり、そこにはある共通点が。 「吸血鬼」事件として世間を騒がすなか、女子大生ナディアと矢吹駆が連続殺人の謎に挑む! 笠井 潔 1948年東京生まれ。1979年、デビュー作『バイバイ、エンジェル』で角川小説賞受賞。1998年『本格ミステリの現在』編纂で第51回日本推理作家協会賞受賞。2003年『オイディプス症候群』と『探偵小説論序説』で第3回本格ミステリ大賞小説部門と評論・研究部門を同時受賞。2012年『探偵小説と叙述トリック』で第12回本格ミステリ大賞評論・研究部門を受賞。現象学を駆使する矢吹駆が登場する『サマー・アポカリプス』『哲学者の密室』や伝奇ロマン『ヴァンパイヤー戦争』シリーズなど著作多数。評論においても旺盛な活動を続ける。 【状態】 経年劣化により若干の焼け、カバーにスレは御座いますが、概ね良好です。 ※本自体の背表紙下部に潰れによるイタミが若干御座います。