【詳細】 初版set 紅玉いづき 現代詩人探偵/ガーデンロスト/あやかし飴屋の神隠し 現代詩人探偵 2018年4月13日初版 東京創元社発行 ガーデンロスト 2010年1月25日初版 アスキーメディアワークス発行 あやかし飴屋の神隠し 2014年7月25日初版 株式会社KADOKAWA発行 現代詩人探偵 とある地方都市でSNSコミュニティ、現代詩人卵の会のオフ会が開かれた。九人の参加者は別れ際に、これからも創作を続け、十年後に再会する約束を交わした。しかし当日集まったのは五人で、残りが自殺などの不審死を遂げていた。なぜ彼らは死ななければならなかったのか。細々と創作を続けながらも、詩を書いて生きていくことに疑問を抱き始めていた僕は、彼らの死にまつわる事情を探り始めるが……。 ガーデンロスト 誰にでも、失いたくない楽園がある。息苦しいほどに幸せな安住の地。しかしだからこそ、それを失う痛みは耐え難いほどに切ない。 誰にでも優しいお人好しのエカ、漫画のキャラや俳優をダーリンと呼ぶマル、男装が似合いそうなオズ、毒舌家でどこか大人びているシバ。花園に生きる女子高生4人が過ごす青春のリアルな一瞬を、四季の移り変わりとともに鮮やかに切り取っていく。壊れやすく繊細な少女たちが、楽園に見るものは――。 あやかし飴屋の神隠し 皮肉屋の青年・叶義は幼い頃、あやかしの神隠しに遭って以来、いかなるものも視えないものはないという。妖しい美貌を持つ飴細工師・牡丹はその手でつくれないものはないという―。二人の青年が営むは、世にも不思議な妖怪飴屋。奇妙な縁に惹かれた彼らは、祭り囃子の響く神社で今宵も妖怪飴をつくりだす。人と寄り添うあやかしの、形なき姿を象るために。あやしうつくし、あやかし飴屋の神隠し。 紅玉いづき 石川県出身。金沢大学文学部卒業。『ミミズクと夜の王』で第13回電撃小説大賞・大賞を受賞しデビュー。ライトノベルに留まらず、児童書、一般文芸書でも精力的に作品を発表。繊細な人物造形、巧みなストーリーテリングで、活躍が期待されている。 【状態】 経年劣化により若干の焼け、カバーにスレは御座いますが、概ね良好です。