【詳細】 井上雅彦サイン本 初版帯付 死体蘇生 クトゥルー・ミュトス・ファイルズ 井上雅彦(著),樹シロカ(著),二木靖(著),菱井真奈(著),小島文美(イラスト),たけ まさ(イラスト) ※井上雅彦のサインが入っております。宛名が御座います。 2016年3月1日初版 創土社発行 ひとつのクトゥルー作品をテーマに3人(複数)の作家が競作するオマージュ・アンソロジー。第12弾は『死体蘇生者』に捧げる。 「女死体蘇生人ハーバル・ウエスト」井上雅彦 ブルックリンの深夜の波止場に黒衣の女が降り立つ。ハーバル・ウエストと呼ばれたその女は、 マフィアから大量の死体を買い付け、死体蘇生の研究をしていた。従う3人の男たちの名は、ウィルバー、エーリッヒ、ピックマン。 彼女たちを襲う謎の組織・M財団、ひょんなきっかけで助けた元新聞記者の ロバート・ブレイク、検死官のアーミティッジ博士など、人気キャラクターが勢ぞろいのアメコミ的クトゥルー神話 「死神は飛び立った」樹シロカ 三坂大学病院を揺るがす爆発事故。現場に居合わせた勤務医・佐々木は、 死にゆく病理診断医から謎の言葉と共に薬を託される。 本物の死体蘇生薬なのか?謎を解くために外科医・谷口と共に密かに実験を始める。 「死体の呼び声」二木靖×菱井真奈 交通事故で生死をさまよい目覚めた時、 科学者である俺は「死体蘇生」の実験に取り憑かれていた。見知らぬ大富豪から、事故死した息子を蘇らせる実験の協力を求められる。 招かれた場所には同じような境遇の四人の科学者たちが集められていた。 正気は失われ、研究目的すら変化してゆくのだった。 井上 雅彦 学生時代から文学賞の懸賞金稼ぎを続け、1983年「よけいなものが」の星新一ショートショートコンテスト優秀作受賞をきっかけにデビュー。幾つもの受賞作を収録した短編集『異形博覧会』で注目される。 短篇小説の復権を目指して自ら企画したオリジナル・アンソロジー異形コレクションの監修で、1998年に第19回・日本SF大賞特別賞を受賞。アンソロジストとしても活躍 【状態】 経年劣化により若干の焼けスレは御座いますが、概ね良好です。