吉田健一『英国の近代文学』(岩波書店、岩波文庫、1998)1998 カバーヤケ少・スレ・キズ・ヨゴレ、表紙上部ヨレ(画像3枚目参照)、背表紙上部ヨレ(画像5枚目参照)、裏表紙上部ヨレ少、フチヨレ/本体小口ヤケきつめ・キズ・ヨゴレ多(シミ/画像7~9枚目参照)、頁ヨレ b0.8 近代という分裂と混乱の時代に、文学はどのようなものであるのか。著者は言う、「近代文学は何よりも先ず自己に向って語り、さらに自己に向って語ることを知っている読者に呼び掛けるものでなければならない」。独自の視点から近代人とその精神を見据え、批評・詩・小説に英国の近代を読み取る。 (解説=川本皓嗣)