一乃倉、金銀通し袋帯と燿変臈纈の帯締め帯揚げでございます。 大きなお写真ではなかなか金銀の輝きが分かりづらいのですが、拡大されたお写真を見ていただければ分かりますように金糸、銀糸が巧みに織り込まれています。 こちらは燿変臈纈ではございません。 帯締めと帯揚げが燿変臈纈になっております。 燿変臈纈(ようへんろうけつ)とは、陶磁器の釉薬が窯の温度差によって発色が変化する「燿変」の美しさを、絹の着物に映し出した染め技法で、光源の違いによって色が変化する染料を使用することです。 蛍光灯の光で帯締めは真っ黒と生成り色、帯揚げはグレーがかった紫系のグラデーションですが… それが紫外線に当たる、つまり、外の光を浴びた時には帯締めの真っ黒だった部分は濃いめの紫に、帯揚げは明るさが増し浅い紫のグラデーションとなります。 お写真、見ていただくとありがたいです。 全て一度だけ着用したものになります。帯に関しては裏地に締め跡がやや残っておりますが、表地にはほとんど影響しておりません。 帯締めと帯揚げに関しては一緒に着用したはずなのですが、使用跡が分からないくらい綺麗なままです。 お写真、部屋の電気と外の明かり両方のを色々なパターンで撮っております。ご質問があればおっしゃってくださいね(^^) 気に入って購入したものなのですが、家庭の事情で着る機会がなくなり出品させていただ行くことにいたしました。 どちらのお品も出品までは自分のために出品してからは新しくご着用してくださる方のために大切に保管しておるお品でございます。 どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m