■ 三重 美人の湯/榊原温泉 《射山神社》恋のパワースポット 恋愛 御朱印 ■ 鎌倉時代から室町時代にかけて「恋の湯治場」として知られていたそうです。 『一志なる 七栗の湯も 君がため 恋しやまずと 聞けばものうし』 『よの人の 恋の病の 薬とや 七栗の湯の わきかえるらん(未木集)』 など、恋の病を癒すいで湯として、多くの歌人に詠われたそうな…。 祭神は温泉大明神とよばれる大己貴命(おおなむらのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)です。 射山神社の大黒様の小槌は「恋こ槌」と呼ばれ、なでると縁に恵まれ、願いが叶うと云われており、奈良の都の貴人たちも恋のうたを残したこの地は、大国主命、少彦名命や伊勢神宮にもつながる強力パワースポットです。 榊枝を神宮に献上する際に一夜浸した井が、射山神社鳥居の正面にある長命水。都人は伊勢神宮に参詣するために、この地のななくりの湯(現在の榊原温泉)でからだを清めた(湯ごり)のです。当時伊勢神宮は貴人のみが参詣に訪れる場所でした。 1500年前に既に湯ごりに使われていて、神の湯とか宮の湯などと呼ばれた榊原温泉は、美人の湯として有名。そのなめらかな泉質は清少納言が有馬、玉造の湯と並べて褒めた通りです。 三月にはひなまつりイベントとして、こちらの神社で榊原温泉振興協会が1日、町内の「記念婚式」をした。3日まで同町一帯で開く同協会主催のイベント「第11回榊原温泉のお雛さま」に合わせ事前に応募した県内外の20―80歳代の夫婦9組が神事に臨み、絆を再確認をされました。非常にロマンチックな神社ですがアクセスがかなり難し位置にあり市場においてなかなか出回らない貴重な御朱印です。