書籍「妖精との競いあい パーフェクト・ダンスボディ」新書館 定価 本体2,400円 内容紹介 モデル、スポーツ選手からOL、主婦まで、世はまさにダイエットブーム。しかしながら下手なウエイトコントロールによって月経異常を引き起こしたり、慢性的不健康状態に陥ったりする例は多い。なぜこうした問題が起きるかは、ダンサーに的を絞り、美に対する価値観やその社会的背景を探ることで明らかになる。本書は、とっつきやすい方法で、特にダンサーの健康に関するさまざまな医学的知見を紹介し、その危険性を警告する。 目次 1章 鏡の前で 2章 エネルギー代謝に対する幻想と現実 3章 ダンサーにおける水分・塩分との闘い(脱水症、低カリウム症など) 4章 食へのばかげたふるまい 5章 神経性食欲不振症とダンサー:やせのバランス(スレンダーバランス) 6章 月経とその周辺 7章 踊りに生きるか女を生きるか:トウシューズをはいたピーターパン 8章 二人のタンゴ:ダンサーの愛とセクシュアリティ 9章 淘汰:鏡の前の進化論