白薩摩菊脚皿 十二代が活躍していた明治期の気風を今日まで伝世してまいりました。 三点の脚は非常に繊細な印象を与えると共にバランス面では安定感があります。 裏側も見ていただきたいお皿です。 十五代目沈壽官 直執、印鑑の書有り 大切にして頂ける方、よろしくお願いします。 材 質 / 陶器 サイズ / H:4.4cm W:20cm ご使用いただく前に五分程度水に浸してからお使いいただきますと茶しぶが入り次第に風格が出て参ります。 ご使用後の食器をそのままにしておきますとシミなどが発生する原因になりますので出来るだけ早めに洗っていただき充分に乾燥させた後にご収納ください 。 薩摩焼の肌に入っている細かいヒビ、貫入(かんにゅう)は、おおむね磁器にはなく、主成分が土でできた陶器にみられる特徴です。 陶土には吸水性、吸臭性があるため、素地に浸透した茶のタンニンが貫入に入り、器の釉色に変化をもたらします