寺松さんの第一歌集です。 発行 雁書館 定価 2,800円+税 表紙カバー天面側が日焼け、シミあり。写真8参照。 表紙カバーは全体的にやや汚れあります。 古本サイトでは送料別で1,800〜3,000円にて販売されている商品となります。 最終ページは著者の住所が掲載されてましたので黒塗りにしてますが、現物は黒にはなっておりませんのでご安心下さい。 欲しい方いればお譲りします。 ご検討よろしくお願いします。 以下、『爾余は沈黙』の後記より転記 「十代のころ短歌に興味があった。なぜ興味を持ったのか自分にもよくわからない。太平洋戦争中のことである。『万葉集』や茂吉の自選歌集『朝の螢』を読んだ。もちろんまともに読めたわけではない。十代最後の年、一九四六年、「世界」に桑原武夫の「第二芸術」が掲載され、強い印象を受けた。数年後、大学でその人の講義を受けたりもした。以降四十年余り短歌とは縁が切れる。その間、定型の種子が私の中で命を保っていたのは不思議といってよい。一九九七年に教職を退いたが、そのやや前から短歌を作り始めた。十代の経験が役に立ったという思いはない。まったくの初心者としての出発であった」 『爾余は沈黙』(平成十五年、第五回埼玉文芸賞、第一回筑紫歌壇賞受賞) 第二歌集『ことば』(同二十七年) 他の商品と同梱できれば送料分お値引きしますので、ご購入前に質問よりご相談下さい。 ハードカバーなら2冊は同梱可能で、本の大きさ、厚み次第では3〜4冊同梱できます。