標高3000メートルの峰々連なる北アルプスは穂高連峰・涸沢岳沢(からさわだけさわ)で男性の遺体が発見された。警察は現場の状況から、穂高連峰の縦走中、涸沢岳(からさわだけ)の稜線から誤って足を滑らせての事故死として処理した。しかし、宿泊した筈の北穂高小屋の主人は男性の顔に全く見覚えがないと言う。小屋でバイトをしていた旧華族の御曹司・漢波羅響資(かんばらきようすけ)は男性の死に疑念を抱き、警察の判断を覆すべく独自の捜査を開始した・・・自身も登山を趣味とする歴史評論家、竹下義朗の書き下ろしミステリー小説第一弾!! 商品は「ネコポス」にて発送致します。 それでは、どうぞ宜しくお願い致します。