◆【ポンジュ 人・語・物】 (ポンジュ 阿部良雄 著・訳 筑摩書房 1974年 サイズ 306p 22cm) ■内容: 第一部「フランシス・ポンジュ文選」として訳詩を掲載。 第二部「フランシス・ポンジュ試論」は、阿部良雄氏のポンジュ論 (『ユリイカ』に「覚書」として載せていたもの)。 あとがきによれば、覚書の掲載は「ユリイカ」1972年9, 11月、1973年2, 5, 8月号。 【目次】 I フランシス・ポンジュ文選 四つの諷刺詩 1 会社員の独白 4 2 実業家への讃辞 7 3 辛抱強い労働者 8 4 昼の殉教または「間近な明証に逆らって」 9 前詩 証言 14 歩みと跳躍 16 一篇の詩のためのノート 19 言葉の気まぐれ 22 修辞法(レトリック) 26 書く理由について 28 幸福に生きる理由 32 小石への序論 36 物の味方 雨 46 秋の終り 48 羊歯のラム酒 50 牡蠣 51 ドアの楽しみ 53 水について 55 体操家 59 若い母親 61 商業登記所・セーヌ県……号 63 小えび 67 小石 71 やむにやまれぬ表現の欲求 ロワール河の堤 86 一羽の鳥のためにとったノート 89 画家論 ブラック・和解させる人 110 静物およびシャルダンについて 129 太陽・牧場 深淵に置かれた太陽 149 牧場 192 II フランシス・ポンジュ試論 1 問題提起--暗喩とアントロポモルフィスム 205 2 サンボリスムから『前詩』へ 216 3 「言葉のひたすらな濫用」 231 4 『物の味方』から〈詩的日記〉へ 251 5 始原の擬音語--始原の雷雨 269 試論への註 283 解題と註・略書誌 293 あとがき 305 ■■本の状態: 古本です。 函に多少のスレ・ヤケ・シミ・少痛み箇所。 表紙に多少のシミ・ヤケ。 小口地部に多少のシミあります。 気になさる方は入札ご遠慮下さい。 本文は書き込みもなくきれいです。 ◆他にも多数出品しています。 「出品者のその他のオークションを見る」をご覧下さい。 ※土・日・祝日はお休みです。 臨時のお休みなど連絡事項を記載しました。 お急ぎの場合、自己紹介欄をご確認願います。(C)