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美品 血と骨 梁石日 極道も震え上がる巨漢と膂力。凶暴 絶倫 酒豪 博徒 実在の父親がモデル 一人の業深き男の激烈な死闘と数奇な運命を描く

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商品の説明

自宅保管の品です。中身は大変美品ですが、古いもので表紙や小口など経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。 極道も震え上がる巨漢と膂力。凶暴、絶倫、酒豪、博徒。実在の父親をモデルにしたひとりの業深き男の激烈な死闘と数奇な運命を描く空前にして絶後の最高傑作1368枚! 第11回山本周五郎賞受賞作。 1930年頃、大阪の朝鮮人密集地域の蒲鉾工場・東邦産業で働く金俊平は、その巨漢と凶暴な性格で極道からも恐れられていた。ある日、飛田遊廓の女郎・八重の虜になって錯乱した同僚が、自分の腹を切り裂いて死ぬという騒動が起こる。興味を抱いた金俊平は八重の淫蕩な女体に溺れて水揚げするが、逃げられてしまう。自棄になった金俊平は警官隊を叩きのめして東邦産業を馘になり、太平産業へ移る。数カ月後、金俊平は飲み屋を経営する子連れで美貌の李英姫を凌辱して強引に結婚するが、かつて賭場の争いで半殺しにした極道たちとの大乱闘の末、大阪を離れる。直後、太平産業では朝鮮人労働者の解雇をめぐる激しい労働争議が起こるが、それは太平洋戦争前夜の暗い時代の幕開けに過ぎなかった。 レビューより 映画より壮絶。 映画を観て原作を必ず読もうと思い購入に至りました。舞台となる地域に、地方から出てきて家賃が安いという理由で住み始めて10年以上の日本人です。長く住んでいると韓国人や朝鮮人の知り合いも増え、優しさに助けられる日もあります。 彼等がどのようにして今の生活に至ったのかを知りたく映画を観てから読み始めましたが、暴力や愛人、お金の問題や差別、読み進めるのが少し億劫になります。平成の日本に産まれて良かったと思う作品でした。 戦争による残酷さ、時代に翻弄された朝鮮人の哀しみは胸を打つ。人の命がこうも軽く扱われる時代、この時代を生き抜いた人たちは逞しかった 著者の父がモデル、暴力的迫力がすさまじかった 荒くれ者の物語。己の体と暴力でほぼ全てのことを支配した男の物語。著者自身の父がモデルというが、こんなひどい人物が実在したのかと訝りたくもなる。物語は重厚で超長編ではあったが、迫力と時代描写も相まってさほど長くは感じなかった。しかし、ことごとく金俊平とのセックスに女性が骨抜きになっていくのは、読んでいて辟易した。超能力でも持っているかのような金俊平の洞察力や観察眼もなにか腑に落ちなかった。全編を通してゴリ押しで物語を推し進めていただけに多少の粗はあったが楽しく読めた。

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