社会思想や哲学に関する本を50冊以上も出してきた著者による本です。 これは学問の意義について論じた本のように感じますが、著者の遍歴といろんな歴史的事件について、思想的に意味づけを加味したエッセイや論文を集めたものです。 やはり第二次世界大戦直後の、日本の思想界よろしく、抽象的で象徴的な単語を使って論じた本であることがわかります。 そういう単語や表現を逐一深く考えながら、思索していくことが好きな人にはお勧めです。 これは2019年による社会評論社刊で、255ページものです。 新本価格は2750円で、中古本のAmazonでの出品は、送料込みで1100円が最安ですがここはご奉仕価格で提供します。 ではどうぞ!