このレーベルの最大の特徴だと思いますが、音が良いですね。ロン・カーターのベース音 などは特に。メンバーは、60年代の傑作「ザ・リアル・マッコイ」とほぼ同じ(ドラムが エルヴィン・ジョーンズからアル・フォスターに)ですが、ガンガン飛ばすだけでなく、年 を経てそれなりに抑制された演奏となっています。ジョー・ヘンダーソンのテナーで名曲 「リコーダ・ミー」の再演は嬉しいですね 「The Real McCoy」のときのクインテットがNY で再会・再演するという趣向の「New York Reunion」(ドラム以外のメンバーは同じ). ロン・カーターのベース,ジョー・ヘンダーソンのサックス,アル・フォスターのドラムス と,マッコイ・タイナーのピアノに対するサイドメンも安心の充実感.ちょっと抑えめの 演奏かなと思う箇所もありますが.ジョー・ヘンダーソンの演奏が実に素晴らしく,このCD 全体の質・価値を大きく高めていると思う.レコーディングの質がとても高いのもこのCD良さ 1 Recorda Me (Remember Me) 2 Miss Bea (Dedicated to Mother) 3 What Is This Thing Called Love? 4 My Romance 5 Ask Me Now 6 Beautiful Love 7 A Quick Sketch 8 Home