自宅保管の品です。大変美品ですが、古いもので経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。 泳ぎたくない川 愛川欽也 初めて明かされる著者の生いたちとその波乱に満ちた半生 私生児として生まれた敏雄は女の幸せを犠牲にして育ててくれた母の夢を叶えるために生きようとした。母と少年の小さな大河ドラマ 母と少年は昭和という時代を懸命に生きた。明るい笑顔に隠された出生の秘密とその波乱に満ちた半生を描いた、初の半自伝的青春小説。 あの笑顔にはこんな人生が隠されていた! 母と少年は昭和という時代を懸命に生きた。明るい笑顔に隠された出生の秘密とその波乱に満ちた半生を描いた、初の半自伝的青春小説。 内容説明 子どもができたら籍を入れる―その言葉を信じて、ミイは元気な男の子を産んだ。自分の人生を変えてくれる子だと。敏雄と名付けられた男の子は、父がいなくても母の愛情たっぷりにすくすくと大きくなっていく…。戦時下の昭和を舞台に、身を寄せ合って懸命に生きた母と子の絆を描いた半自伝的小説。 レビューより テレビ、ドラマ等で人なつっこく、暖かい人柄がにじみ出る愛川欽也さんの自叙伝。 自叙伝というと、何かしら自慢めいたものを連想して、それだけで読む気もうせるものですが、同書は大きく違いました。 「そもそも、同氏からにじみ出るなんともいえぬ人柄は、どこからくるのだろう。」という疑問と関心からこの本を手に取りました。 まさしく激動の昭和の時代を、時代に飲み込まれながらも夢を追う同氏。それを取り巻く母、友人、そして女性。 生活力あふれる情景に、自分もその世界に引き込まれ、時には涙も出ました。 普段、このジャンルの本は読まないのですが、今回は読んで本当によかったと思います。