MAKOTO NOMURA THE DRAWING OF R 1. Night, Wind & Raindrops 9:49 2. Silence Circle 14:05 3. R: Surface 4:30 4. R: Falling 11:01 5. R: Bridge 3:05 6. Learning With You 5:26 7. Meek 6:15 Round Wound Records RW-002 Release Date: July 18, 2014 定価 \ 2,000 ♪ Track Listing ♪ PABLO PICASSOのリーダーでベーシスト野村誠は、1988年を最後にシーンから遠ざかること21年。2009年 新宿ロフトでのイベント「Drive to 2010」に、初期のMarble Sheep、Ghost、Overhang Partyなどに参加したドラマーの山崎厳と共に出演、これを契機に音楽活動を再開する。そしてここから、このアルバムを制作することに至る。 PABLO PICASSOのフリクションの影響下にあったサウンド、その後のソロ・プロジェクトPABLOでの、さまざまな要素をミックスした本来の意味でのフュージョン・サウンド。そして今回、ベースギターのみのソロによって、さらにそのオリジナリティと創造性を追求し、「Drive to 2010」で自らサブタイトル「New Era/Sound Collage」と冠したように、全く新しい表現方法・サウンドで復活した。アルバム「THE DRAWING OF R」は、アートの表現ツールとしての音、それはコンテンポラリー・アートかの如き、「いかに音楽的なアプローチではないところから始めるか」の構想のもとにスタートし、山崎厳が運営するスタジオ「Atelier Himawari」にて約2年半にわたり、半ば山崎との共同作業によって制作された。そのサウンドはタイトル「THE DRAWING OF R」とあるように、まさに、ベースギターという筆で繊細に描写された、サウンド・アート/サウンド・コラージュとも言うべきものだ。あえてベースギターだけの単一楽器のみ、一切のオーバーダブ、エフェクトなしでの挑戦であり、「エレクトリック・ベースギター」という楽器のもう1つの側面を見出し、"another side of the bass guitar" 表現のツールとしてのベースギター、その可能性を探るものであった。この作品により、野村誠は新たな扉を開けた。 野村 誠 Makoto Nomura: 1981年～85年、東京のパンク/ニューウェイヴシーンで活動、テレグラフレコードからアルバム「Soft Type」などを発表した、PABLO PICASSOのリーダーでベーシスト。その後、ソロ・ユニットPABLOとして、1986年～1988年まで流動的にメンバーを変えながら活動。後に、この音源は2008年、Round Wound Recordsより、アルバム PABLO「Escape/Live 1986-1988」として発表。2009年 新宿ロフトでのイベント「Drive to 2010」出演を契機に音楽活動を再開する。2011年 テレグラフレコードから発売されたアルバム1枚、シングル2枚に未発表ライブ音源を加えた完全版「types 1981-1985」がディスクユニオンからリリースされる。 ミュージック・マガジン 2014年9月号 「自作の曲をエレクトリック・ベース1本で演奏し、オーヴァーダビングもエフェクトもなしで7曲を”素描”した、彫りの深い水墨画みたいなCDだ。無機質ではなく寡黙な音には意志が宿り、どの曲も静謐な、”歌”なのである。ゴーストやオーヴァーハング・パーティのドラマーだった山﨑巌の録音が奏功し、音の動きを克明に捉えた仕上がりも特筆したい。」 CD ジャーナル 2014年9月号 「ベース・ギター1本で作り上げた本作は、アート性の高いサウンド・コラージュ作品で、穏やかながらもエモーショナルなニューウェイヴ・アンビエント・ミュージックだ。」 ROUND WOUND RECORDS Website MAKOTO NOMURA Official Website
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