【詳細】 初版帯付 坊木椎哉 きみといたい、朽ち果てるまで 角川書店 2016年11月25日初版 株式会社KADOKAWA発行 激しく切ない恋を描くホラー大賞受賞作! 選考委員の評価が真っ二つに割れた、第23回日本ホラー小説大賞〈優秀賞〉受賞作! 世界から見捨てられた人々が集まってくる混沌の街・イタギリ。希望のない街に住む少年は、明日の見えない生活の中、ささやかな希望を見いだす。その希望は、道ばたでスケッチをするシズクという儚げな少女への淡い想い。次第にふたりは惹かれ合うが、絶望の街は、そんなふたりの恋を許すことはなかった……選考委員の綾辻行人氏をして「ボロボロ泣いた」と言わしめた、凄絶にして美しいエンディングは見物! 独特の世界観と美学に彩られた新しいホラー小説にして究極の恋愛小説!! 坊木椎哉 1975年新潟県生まれ。2015年「ピュグマリオンは種を蒔く」で、第1回ジャンプホラー小説大賞“銅賞”を受賞。16年『きみといたい、朽ち果てるまで―絶望の街イタギリにて』(応募時タイトル「黄昏色の炎と213号室の雫」)で、第23回日本ホラー小説大賞“優秀賞”を受賞 【状態】 経年劣化により多少の傷み焼けは御座いますが、概ね美本です。