自宅保管の品です。大変美品ですが、古いもので経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。 天然まんが家 本宮 ひろ志 人気漫画家がおくる、初の自伝。創作の苦悩、父親との確執、恋愛、結婚――数々のヒット作を生み出してきた半生を赤裸々に綴る。 デビュー作『遠い島影』から、『男一匹ガキ大将』の大ヒットをへて『俺の空』『硬派銀次郎』『サラリーマン金太郎』まで。つねに新しいジャンルに挑み、数々の名作を生み出してきた本宮ひろ志が、みずからの半生をはじめて明かす。“鬼オヤジ”との確執、身も心もぼろぼろになった恋、そして創作の苦悩と喜び。漫画にすべてをかけた男の熱き魂の自画像。 目次 はじめに 第一章 天然まんが家 第二章 自作を語る 本宮ひろ志作品年譜 レビューより 戦後の焼け跡から漫画を起こした手塚先生と違い、戦後の復興期に、隙間産業に生きるしかなかった人だと思う。団塊の世代人として、生き抜く為に漫画を扱った人。漫画家好きで情熱的に生きていない。だからこそ、バンカラ漫画の第一人者で、サラーリーマン金太郎に行きつけたのだ。 この方の背中がなければ、今のベテラン漫画家たちはいなかったし、平成の戦闘漫画系列も存在しないだろう。ベンチマークになった作家の人生が、物凄く熱くて鬱陶しいことが面白かった。 こうして生きてみたいなと思える。草食系の人にこそ読んで貰いたい。