キャノンボール・アダレーがメインのようなCDだが、歌手のアニー・アンドリュースがすごい。 そのブルース・フィーリングとソウルフルな歌いっぷりは、このアルバムが吹き込まれた 1960年台前半のジャズをめぐる音楽界とその気配だけでなく、アフリカン・アメリカンの歴史全体を 照射するようななんとも言えない味わい、輝き、生命力。 ホーンは、アダレー兄弟の2本。安定した バンドサウンドをバックに、ひたすらアニー・アンドリュースが 歌いまくる。クレジットを見ると、ピアノが ジョー・ザビヌルとあるが、ほとんど存在感はない 1 Cannonball Adderley's Introduction 2 Big City 3 Next Time I See You 4 I'm Always Drunk In San Francisco 5 Ten Years Of Tears 6 Bill Bailey 7 I'm A Born World Shaker 8 Don't Be Afraid Of Love 9 Since I Fell For You 10 If You Never Fall In Love With Me 11 Come On Back 12 Work Song 13 Green Door