「人口移動転換の研究」 石川義孝 / 京都大学学術出版会 定価: ¥ 3,960 近代を通じて顕著であった地方から大都市への人口の流れは、1970年代、ほぼ世界同時に逆転し、さらに80年代、地方から都市への流れが、やはり世界同時に強まった。地理的・文化的に遠く離れた国々で、なぜ、かくも見事に同様の流れが見られたのか?各国の人口データを共通に評価する方法を提示し、人口移動転換の国際比較研究の道を示した上で、明らかにされる共通の要因―人口学的要因・経済的要因―は、人口移動転換の今後を予察し、産業立地・地方経済の開発をはじめとする中央・地方の政策決定を進める上で、非常に示唆的である。 ※うっすら汚れやコスレ、角やふちのシワやヘタリなどの軽い荒れ、など通常レベルの使用感があります。大きな傷みのないスッキリとした良好な中古本です。 ■主要目次 空間的相互作用の動態モデリング センサス人口移動データの年次間補正に関する方法の理論的背景 センセス人口移動データの年次間補正に関する方法の適用 近畿における年齢階級別人口移動の変化 近年における東京大都市圏の人口移動変化 人口移動転換に対する人口学的要因の貢献―日本・スウェーデン・カナダの事例 人口移動スケジュールの変化からみた人口移動転換―日本・スウェーデン・カナダの事例 わが国における今後の人口移動 【管理用】 1813V4855 人口移動転換の研究 石川義孝/編著