いただきもの。未読。冷暗所保存。匿名発送。 他にもたくさん出品中。 書籍、2冊目から、まとめの場合、値引き。 まとめ可能か、コメント欄から質問をお願いします。 古本であることを理解の上、 「読めればよい」という人のみ、購入をお願いします。 両親、本名、生年月日の手掛かりが全く無く、右目失明に天涯孤独、 まともな陽の当たる道には程遠く、仕事の選択肢の少ない中で生きるためにブラック企業を転々としながら,社会を斜めから見るようになって行く男の実話である。 【第一章:始まり】 私は捨て子だったようだ。 本名、生年月日、両親の氏名等の手掛かりになるものが一切無かった。 よって当時の所轄管内の地名の小田を名字として市長が名付け親になって戸籍を作成した。 昭和二十三年生まれとなっているが、これも当時の状況で決めたようだ。 発見時は頭に出来物が有り、それが異臭を放っていた。 右眼の黒目が白く濁っていて失明状態だったそうだ。この原因が〝トラコーマ〟である。クラミジアの菌が眼に入り失明してしまったのだった。 私には小学校三年生までの記憶が全く無い。もしかしたら度重なる目の手術や治療の痛みから逃れるように記憶が無くなったかもしれない。 【第二章:社会】 乳児で捨てられ施設で育った私は、十六歳で施設を放り出された。 学歴、保証人、普通運転免許も無い中で、まともな陽の当たる道には程遠く、仕事の選択肢の少ない中で生きるためにブラック会社を転々としながら、社会を斜めから見るようになって行く。 【第三章:新天地を求めて】 人生の乗り換え駅を求め、転職を繰り返しながらも華やかな夜の世界、芸能界の裏世界、たくさんの女性との出逢いを繰り広げる。 【第四章:闘い】 家族を持ちささやかな幸せの時を過ごす中、ブラック企業、お金、女性遍歴等、世の中の表と裏をこの身で体験しながら人生の不条理と闘う。 【第五章:アウトロー】 社会の裏を這いずりまわりながらも、ブラック企業や理不尽な事に立ち向かうアウトローの世界。 企業告発から恐喝容疑での逮捕。金、権力との闘いの日々。 ヤクザの事務所での人質生活を書き綴った。 【第六章:さすらいの小田の誕生】 たどり着いた沖縄で幸運のきっかけを掴む。 占いの道へ。 十六歳から社会に出され、様々な困難を乗り越えた人生の折り返し地点で「占い師」として成功する。
12时前