最寄りの店舗で直接購入した単行本です。 元警視庁警部と殺人 この奇妙な組合わせで世間を驚愕させた事件の当事者が、宝石ブローカーと高利貸の二人の殺害の状況と、そこに至るサラ金地獄の日々の苦悩を克明に綴った稀有な記録。 東京拘置所で書き上げた日本版『罪と罰』。 鉛筆等の書き込みは無く、細かな傷みや擦れ跡、若干使用した形跡が見られる程度です。 新品同様の状態かと思われます。 【商品仕様】 ●タイトル : 新版 殺意の時 元警察官・死刑囚の告白 ●著者 : 澤地 和夫 ●出版社 : 図書出版 彩流社 ●発売日 : 2015年3月20日 ●ページ数 : 239ページ ●目次 : はじめに Ⅰ 「供述調書」 警視庁から大衆割烹へ 副都心の新宿で開店 サラ金地獄への道 家庭の崩壊と閉店 犯罪心理の芽生え 指を詰めヤクザに謝罪 再起を期して事務所開設 元同僚警察官の苦悩 忘れられぬ質屋の女将 窮状のなかの重大な一言 事件の発端と共犯者 宝石ブローカーとの出会い 黄金のアタッシュケース Ⅱ 悪夢の日(一) 昭和五九年一〇月一一日 「商談」のストーリー 死のドライブ 暗闇の別荘 題名のない「芝居」 チグハグな三人の行動 殺意の一瞬 Ⅲ 悪夢の日(二) 個人的な恨み 犯行への冷静な態度 ワナにはまった被害者 狂気のなかの確信 現金二千万円入りの手提げバッグ 一時的な「戦意」の喪失 最後の一言 無意識の念仏 Ⅳ 逮捕令状 元同僚による逮捕 九段の警察学校へ入学 警察組織への疑問 「お前の信心はカムフラージュだ」 取調室で出会った捜査官 Ⅴ 信仰と犯罪 信心についての弁護士の問い 生きる道を求めて創価学会へ 現代社会のヒズミと学会 変質した信心 死んで責任を 非合法行為を信心で裏付け Ⅵ 被害者が「獲物」に見えた時 正常と異常の境界線 何が私を狂わせたのか 犯罪の抑止力としての家族 やや長いあとがき
12天前