累計65万部の大ベストセラー。曽野綾子さんの人生を豊かにする“珠玉の言葉”シリーズの第3段です。 数え忘れている「幸福」はないですか?幸福を感じるのは、不幸を感じるのと同じくらい感性の問題です。そして私の体験では、深く幸福を感じる人はまた、強く悲しみも感じるものです。一見反対に見えるその感情の滋味は、どこかで繋がっているようです 幸せの道探しは、誰にでもできる。半世紀にわたる作家生活から選(え)りすぐった、人生を豊かにする言葉たち。 幸せを感じる能力は、不幸の中で養われる ●人に期待しなければ楽になる ●平凡な毎日に輝く楽しみを見つける方法 ●自分の置かれた境遇に満足できる理由 ●人間味を深く濃くする要素 ●不運とのつきあいかた ●世間の顔色ではなく、自分が執着することをすればいい ●人はみな、迷いがあっていい ●「心の傷」に逆らわず素直に生きる ●泣くことがあるから心が乾かない ●「感謝する」のは誰のためでもない、自分自身のため 目次 1 「ないもの」を数えず、「あるもの」を喜ぶ生きかた 2 「不幸」を知るということ、「幸福」を知るということ 3 高級な生きかたのすすめ 4 コンプレックスによっても「才」は生まれる 5 人はみな、迷いがあっていい 6 本能が磨かれるとき 7 どうすれば混沌と苦境から立ち直ることができるか 8 人は完全な善にも悪にもなれない 9 悲しみを分け持つことで、もたらされること 10 感謝する才能、人を尊敬する才能を失わないために 著者等紹介 曽野綾子[ソノアヤコ] 1931年東京都生まれ。幼少時より、カトリック教育を受ける。1953年、作家三浦朱門氏と結婚。著書多数。
3天前