イギリスの田舎で見つけた古木の3段スタッキングブックケースキャビネットです。 1940年代頃。オーク材。 「CC41」とは、「Controlled Commodity=統制された商品」を意味する当時のレギュレーション制度の中で製造された家具のことを差します。 第二次世界大戦時、物資不足を危惧したイギリス政府が、家具や衣類の生産品に対してコストを掛けさせないように規制を強いました。 ちなみに、実際このCC41の商品が世に出たのは、1942年ごろから10年間の1952年までとなります。 装飾を極力省き機能性を重視したことから別名Utility Commodity (機能商品)とも呼ばれていたようです。また、無駄を省くことで生まれるシンプルで普遍的なデザインは、半世紀経った今でも飽きがこず使い続けられる魅力的な商品です。 各段が取り外し可能なスタッキングブックケースキャビネット。 以前は事務用什器として制作されたデザインで、中に物を入れたまま一段ずつ運べるという利便性の高い家具となります。 書類や本を収納するだけでなく、グラスやカップ等を入れて、「見せる収納」としても素敵なインテリアを演出してくれそうです。 フラップ式のガラス扉は、宝物を大事にそっと取り出すような気分にさせてくれます。当時のオリジナルのガラス扉がはまった情緒溢れる一品です。 お部屋のアクセントとしてはもちろん、店舗什器としてもぴったりですね。自分だけのコレクションスペースを作ってみてはいかがでしょう。 ショップのディスプレイ什器としてのご利用はもちろん、日常空間でアンティーク家具と組み合わせてヨーロッパの映画や、インテリア雑誌に出てくるようなワンシーンを作り出すのも楽しそうです。また、モダンな家具との組み合わせもおもしろそうです。 経年劣化による汚れ、キズ、錆び、木部ワレ、剥げ、染み等ございます。 その点をご理解の上でご購入をお願いいたします。 ○サイズ○ H:約112cm×W:約90cm×D:約31cm (内寸) H:約21.5/21.5/26.5cm×W:約81cm×D:約24cm ※多少の誤差は悪しからずご了承ください。
3天前