● 東芝EMI:TOCE - 8919 交響詩『四つの伝説曲』作品22 ①レミンカイネンと島の乙女たち ②トゥオネラの白鳥 ③トゥオネラのレミンカイネン ④レミンカイネンの帰郷 ユージン・オーマンディ:指揮 フィラデルフィア管弦楽団 ルイス・ローゼンブラット:コール・アングレ② 録音:1978 年 ● DECCA:417 762 - 2(輸入盤) ①交響詩『フィンランディア』作品26 ②組曲『カレリア』作品11 1)間奏曲 2)バラード 3) 行進曲風に ③交響詩『タピオラ』作品112 ④交響詩『エン・サガ(伝説)』作品9 ヴラディーミル・アシュケナージ:指揮 フィルハーモニア管弦楽団 録音:1980・1981・1982・1985 年 オーマンディはシベリウスの作品を得意にしていたらしく、その演奏は作曲家自身にも高く評価されていたそうです(シベリウスとオーマンディの写真、見たことありますよね?)。 そうしたことを知ってしまえば、当盤もにわかに価値が上がり、普段耳にすることのない『四つの伝説曲』の全曲盤を鑑賞するには、格好の1枚というわけです。 ("⌒∇⌒") 「レンミンカイネン」「レンミンケイネン」という表記を目にしたことがあります。フィンランド語を日本語表記に写すのは難しいのかも、ね。 シベリウスの作品はフィンランド人にとって精神的な支えであり、ロシアからの独立心を鼓舞する象徴でもあるとか。日本でも人気の『フィンランディア』は、帝政ロシアが支配を強めてきた 1899 年に作曲。フィンランド人の愛国心をかきたてるものとして、『フィンランディア』の曲名で演奏することは禁じられたそうです。独立したのは 1917 年。12 月 6 日の独立記念日に開かれる演奏会は、必ずこの曲の演奏で幕を閉じ、観客は目を輝かせ、背筋を正して聴くのだという。 ウクライナの人も、この曲を聴く時には、感情移入をするのでしょうか? オーマンディ盤に、傷はありません。 素人検品です。傷の見落としがあっても、ご容赦願います。 アシュケナージ盤の外周部分に、傷があります。 どちらも、全曲の再生確認してあります。 問題なく、再生できます。 解説書に、経年による汚れがあります。 写真を必ずご確認願います。 自宅で保管していた物です。 神経質な方は、購入を控えてください。
178天前