帯紙はありません。カバーに使用感(スレ、かるい傷み)があります。ページ内は書き込みなくきれいです。1987年初版発行です。 【書籍説明】 競馬のウラとオモテを鮮やかに語り尽くした本(競馬評論家) 井崎脩五郎 "魔王"と恐れられた稀代のクセ馬カブトシロー。最近では、60年2月『目黒記念』のあとの最終レースで、連勝⑦-⑦8万8570円という大波乱の主役になったニ シノマリモ。あるいは、66年春の「天皇賞」で、ゴール前先頭に立ちかけながら、斜行で失格になったニシノライデン。 「穴の西山」「万馬券製造牧場」と呼ばれるくらい、西山牧場の所有馬は、これまで穴をあけ、波乱を生み続けてきた。なぜなのか、という疑問に、当の西山牧場が答えたのが本書である。 西山牧場の将来を担う著者は、『オール讀物』の佳作に入選した多能のホースマン。その才筆が馬主から見た競馬という、かつてない切り口で、競馬のウラとオモテを鮮やかに、そして充分に語っている。 競馬ファンならずとも、一読、競馬の奥の深さに驚嘆されることだろう。馬券を当てたい、穴を取りたい、何より、競馬を楽しみたいなら、まず本書のページをめくっていただきたい。 【目次】 第1章 おかしな競馬の”謎を解く 我がニシノライデン失格の〝疑惑〟を究明する 枠順の不思議を解明する 八万円の万馬券が出たシナリオを読む 走らないように仕組まれる馬がいる? 第2章 馬主の”秘密”を教えよう 馬主は勝つ馬を知っているのか 重賞レースで馬主がきていない場合は消しか 調教師に好かれる馬主の馬が走る 馬名をつけるときの馬主の心理 第3章 馬主がバラした馬券術 特別・重賞レースの馬券の鍵はこれだ 騎手の“狙い”を見抜く法 関西馬が関東馬に勝てない理由 馬のクセをとことん頭に叩き込め 馬主は新聞の騎手・調教師のコメントをどう読むか 第4章 馬主が秘かに楽しむ法
160天前