構造としての神 ケン・ウィルバー 出版社青土社; 〔新装版〕 (1990/8/10) 発売日1990/8/10 言語日本語 単行本264ページ ISBN-104791750977 ISBN-13978-4791750979 心理学や社会学の最新の成果を駆使して、東西のさまざまな宗教や神秘思想に通底する構造を求め、神を、たんに個人のこころの問題としてではなく、個人を社会化させる構造的な力としてとらえる、画期的な宗教論。 序文 ―― ロジャー・ウォルシュ ―― 第1章 宗教を直視するための背景問題 A 原始化理論 B 機能論 C 現象学的解釈学 D 発達論的構造主義 E 全面的アプローチ 第2章 階層的組織体の階層秩序 A 正統的な基礎 B 超個人的諸レベル 第3章 心理学と社会学をつなぐ環としての複合的個体 A 構造とは交換関係の諸構造である B 交換関係の歪み C 社会学におけるひとつの包括批評理論のバックボーン 第4章 翻訳・変形・転写 A 一般的定義 B 翻訳の機能 ―― マナとタブー C 変形 ―― 各レベル上の死と再生 第5章 「宗教」の用語法 第6章 信念・信仰・経験・適合 A 信念 B 信仰 C 経験 D 構造適合 第7章 今日の宗教社会学 A 合理主義の増大 B ロバート・ベラー C アンソニーとロビンズ D 新興諸宗教 第8章 知識と人間的関心 第9章 方法・要約・結論 A 構造分析 B 機能分析 C 解釈学的契機 D 解放の諸契機 E 直接的グノーシス的検証の方法 解題 ―― 井上忠 ―― #ケン・ウィルバー
277天前