【文庫】 一読しています。 私見ではありますが、目立った傷や汚れは見られません。未使用に近いかもしれませんが、 ただ一度人の手に渡った品ではありますので、ご理解いただける方にご検討いただければと思います。 海沿いの地にある鎌倉幕府。 美しい景色とうらはらに、そこには陰謀、嫉妬、憎しみが渦巻いていた。 そんな中、若き三代将軍・源実朝のもとに、摂関家の姫・信子が嫁いでくる。 突然の縁談と異国の地に不安を覚える信子だったが、実朝の優しさと生まれて初めての海の匂いに包まれ、次第に心をゆるしていく。 一方の実朝も、信子が教えてくれた和歌の魅力に触れ、武の力ではなく言の葉の力で世を治めたいと願うようになる。 しかし、殺戮さえいとわない醜い権力争いが、ふたりを否応なく悲しみの渦に巻き込んでいく――。 「言の葉は、残りて」 佐藤 雫 #佐藤雫 #佐藤_雫 #本 #日本文学/小説・物語
14时前