「続・谷川俊太郎詩集」(現代詩文庫) 現代の言葉の可能性を追究し、現代詩人の作品をおくるシリーズ。詩集「うつむく青年」「空に小鳥がいなくなった日」などから佳作をあつめたもの。新鮮な感受性を示した不朽の名詩集『二十億光年の孤独』をはじめ、『六十二のソネット』から『21』にいたる六冊の詩集全篇と、同時期の未刊詩篇を収める。現代詩にゆたかな風を吹きこんだ著者の青春期の全詩業を網羅。1975年『新選現代詩文庫』として刊行されたものの再刊。 「詩を贈ろうとすることは」 詩は誰のものでもありうる、世界が誰の所有でもないのに、すべての人のものであるのと同じように――。ことばへの新しい試みを展開し続けている詩人による、軽妙で深いことばの世界が広がる。 餓えと本、瀬戸大橋に寄せる、詩を贈ることについて、桜、春、猫を見る、寺山修司への70行など全48篇を収録。
2时前