「小林秀雄の悲哀」 橋爪 大三郎 定価: ¥ 2450 所々写真のような書き込みやドッグイヤーありますので気になる方はご遠慮ください 480p/19cm/B6判 最後の仕事を失敗に終えた、名批評家・小林秀雄。そのスタイルを多角的に検討し、批評とは何か、批評を支える「原理」について考える「もう、終いにする」 戦後の知識世界に輝くビッグネーム・小林秀雄が、晩年、10年にわたって取り組んだ『本居宣長』は、 執筆に難渋し、結論に達しないまま意外な一言で終わってしまった。 日本が誇る知性は、なぜ最後の仕事で挫折したのか。 彼がこの書物にかけた思い、企図、成果は? そして小林がたどり着きたかった「ゴール」はどこにあったのか? 当代随一といわれた批評家のライフワーク『本居宣長』を丁寧に読み解き、 小林の批評ぶりを多角的に検討しながら、 批評とは何か、さらに批評を支える「原理」とは何かについて考える。 目次 序章 第2章 『本居宣長』という書物 第3章 外堀を埋める 『本居宣長』を読む・その1 第4章 源氏物語のほうへ 『本居宣長』を読む・その2 第5章 『古事記伝』を読む 『本居宣長』を読む・その3 第6章 『古事記伝』という仕事 第7章 小林秀雄の悲哀 序章 『本居宣長』という書物 外堀を埋める 『本居宣長』を読む・その1 源氏物語のほうへ 『本居宣長』を読む・その2 『古事記伝』を読む 『本居宣長』を読む・その3 『古事記伝』という仕事 小林秀雄の悲哀 内容説明 “もう、お終ひにする。”戦後の知識世界に輝く批評家・小林秀雄(一九〇二‐八三年)が晩年、10年にわたって取り組んだ『本居宣長』は、執筆に難渋し、結論に達しないまま終わってしまった。小林が『本居宣長』を選び、引き受けた理由は、どこにあったのか。なぜ、最後の仕事でここまで挫折してしまったのか。集大成ともいうべき大作を分解し、丁寧に読み解きながら、「小林批評」の栄光と挫折を考察する。 目次 序章 第2章 『本居宣長』という書物 第3章 外堀を埋める―『本居宣長』を読む・その1 第4章 源氏物語のほうへ―『本居宣長』を読む・その2 第5章 『古事記伝』を読む―『本居宣長』を読む・その3 第6章 『古事記伝』という仕事 第7章 小林秀雄の悲哀 #橋爪大三郎 #橋爪_大三郎 #本 #社会/社会・福祉
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