【注意】天に「リサイクル」の押印があります(写真参照)。本文は良好です。中古本にご理解のある方、宜しくお願い致します。 カムパネルラ版 銀河鉄道の夜 長野 まゆみ 定価: ¥ 1500 20240206-599 出版社 : 河出書房新社 ISBN-10 : 4309027679 ISBN-13 : 978-4309027678 出版社内容情報 ジョバンニの旅は終わってもカムパネルラの旅は続く……「銀河鉄道の夜」をカムパネルラが語りなおす、著者デビュー30年記念小説。 長野まゆみデビュー30年記念小説 表紙絵にも箔がキラキラ光る特殊仕様! ジョバンニの旅は終わってもカムパネルラの旅は続く… あの「銀河鉄道の夜」を今夜、カムパネルラが語りなおします これまで、ジョバンニこそ作者の化身と考えられてきた物語を、もう一人の主人公であるカンパネルラが語りなおしたのがこの物語だ。 カムパネルラは、ケンタウリ祭の夜、友人ザネリを助けに川に入り、溺死したのだ。 銀河鉄道の乗客がみなさみしいのは、ジョバンニを除いて、誰も片道切符しか持っていないからだ。 本作では、カムパネルラの目から、銀河鉄道の旅を辿り直す。 すると、そこに現れるのは、これまで妹トシに隠れて見えてこなかった、賢治の秘められた恋だ。医師と結婚してアメリカに渡り、異国で早逝した恋人への強い思いがあったのだ。 いつしか物語には賢治自身もあらわれ、少年と対話する。 メビウスの帯の、裏と表のように、けっして交わらない。でも、すぐ近くにいる存在。それがジョバンニとカムパネルラの旅なのだ。 目次 プロローグ 1.午后の授業 2.活版所 3.家 4.ケンタウル祭の夜 5.天気輪の柱 6.銀河ステーション 7.北十字とプリオシン海岸 8.鳥を捕る人 9.ジョバンニの切符 カムパネルラの恋 #長野まゆみ #長野_まゆみ #本 #日本文学/小説・物語
17天前